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価格・相場

今日のリップル(XRP)の価格・相場・動き・相場市況レポート

4月21日(火曜日)のリップル(XRP)は、1.42〜1.43ドル付近で推移し、月曜からの反発基調を維持しています。新たな注目材料として、Rippleが「2028年までのXRPL量子耐性対応」を発表しており、長期目線でのインフラ整備が一段と明確になりました。

目次

リップル(XRP) 相場解説(2026年4月21日)

リップル(XRP)の注目ポイント

本日のリップル(XRP)は、1.43ドル付近で推移しています。CoinGeckoのデータによれば、24時間で+0.81%、7日間では回復基調を維持しており、BTCやETHと歩調を合わせて週明けの反発を続けています。

注目すべき新ニュースは、Rippleが「2028年までにXRP Ledger(XRPL)の量子耐性対応を完了する」というマルチフェーズ計画を公表した点です。Googleの量子コンピューティング研究進展を受け、暗号資産業界全体で量子脅威への対応が加速しつつあるなか、XRPLは先行してロードマップを提示しました。

また、先週のKelp DAOハッキング事件(約2.92億ドル流出)の余波として、AaveでXRPとは無関係のrsETH担保貸付から約2億ドルの不良債権が発生している点も報じられています。ETHベースのDeFiが揺れる中で、XRPLがクロスチェーンブリッジ依存度の低い「別系統のインフラ」として相対的に安定性を示しています。

ZUU Web3 竹原
「量子耐性対応」というキーワードは、投資家の長期目線を引き寄せる強いシグナルですね。

リップル(XRP)に関するZUU Web3の見解

ZUU Web3 竹原
今日のリップル(XRP)は、”次の10年を見据えたインフラ改革”という物語が前に出た一日かもしれません。

このように考えられるのではないでしょうか。

本日のXRP相場を読み解くうえで意識したい軸は、「停戦期限直前の地政学不安」と「量子耐性対応などXRPL長期インフラ計画の具体化」という時間軸の異なる2つの要素です。

後述の価格動向セクションでは、1.42ドル付近の攻防と、上値1.45〜1.50ドル、下値1.37〜1.40ドルの重要レベルを整理していきます。オンチェーン項では、XRP ETFの伸び悩みと、ETH系DeFi混乱下でのXRPLの相対的安定性を確認します。

マクロ項ではBTC/ETHとの連動と原油動向、ファンダメンタルズ項では量子耐性計画・CLARITY Act・XRPL貸付プロトコルをお伝えします。最後に地政学項で、4月22日の停戦期限を前に重要となるポイントを整理します。

読者の皆さまには、「短期の値動き」と「Rippleが10年先を見据えて進めているインフラ改革」という、時間軸の異なる2つの視点を併せ持っていただければと思います。


リップル(XRP)の価格動向・チャート概況

指標 数値 備考
現在価格(2026年4月21日) 約1.43ドル(約218円) 月曜からの反発基調を維持
前日比 +0.81%(24時間) BTC・ETHと足並みを揃える
週次騰落率 約+1.0% 小幅プラス圏で踏ん張る
直近週間高値 約1.49ドル 4/17記録
直近週間安値 約1.40ドル 4/20月曜日の安値
直近30日レンジ 約1.28〜1.49ドル 値幅約0.21ドル
30日緑ローソク率 12/30日(40%) Fear & Greed 29(Fear圏)
上値抵抗 1.45〜1.50ドル 23.6%フィボナッチ・心理的節目
次の抵抗 1.55〜1.60ドル 100日EMA圏
下値サポート 1.37〜1.40ドル 旧レジスタンスが支持線に転換
50日EMA 約1.38ドル 上抜け維持
200日EMA 約1.88ドル 長期の上値の壁
時価総額 約880億ドル(第4位) BTC・ETH・USDTに次ぐ
24時間出来高 約32.6億ドル やや出来高増加
史上最高値 約3.66ドル 2025年7月18日、現在-61%

2026年4月21日時点のデータでは、XRP/USDは1.43ドル付近で推移していました。LiteFinanceによれば、4月21日時点の価格は1.42130ドルとなっており、各ソースの平均値として1.42〜1.43ドルの水準で推移していることが確認できます。

日本円換算では約218円となり、月曜の安値圏からわずかに戻しつつある水準です。

テクニカル面では、50日EMA(1.38ドル)の上抜けを維持しており、4時間足チャートでは強気バイアスが継続しています。ただし、200日EMA(1.88ドル)は依然として上方に位置し、長期的には「デスクロス」状態となっています。Fear & Greed Indexは29(Fear圏)を示しており、投資家心理は慎重です。

短期の注目レベルは、上値が1.45〜1.50ドル、下値が1.37〜1.40ドルです。明日4月22日の停戦期限を前に、このレンジブレイクの方向がXRPの次のトレンドを決めると見られています。

ZUU Web3 竹原
狭いレンジでの攻防が続くXRPは、ブレイクが起きたときの初動に注目したいですね。

出典:LiteFinance


リップル(XRP)のオンチェーンデータ

オンチェーンデータは、ETH系DeFiの混乱下でもXRPLが相対的に安定している構造を示しています。CoinGeckoが伝える新ニュースとして、Kelp DAO事件の余波でAaveで約2億ドルの不良債権が発生していますが、XRPL関連プロトコルはこの影響を全く受けていません。

スポットXRP ETFの運用資産(AUM)は依然として約10億ドル規模にとどまっており、XRP時価総額(約880億ドル)に対する比率は1.2%程度です。これは、BTC ETFの時価総額比6.4%と比較すると、機関投資家の本格的な採用はまだ限定的であることを示しています。

指標 数値 前日比・補足
取引所XRP残高 2025年2月比 -16.28% 浮動株細り継続
XRP ETF総運用資産(AUM) 約10億ドル 時価総額比1.2%
Kelp DAO余波Aave不良債権 約2億ドル XRPLは影響なし
XRPL累計取引件数 40億件超 2026年3月末時点
XRPL日次取引件数 約300万件 高水準を維持
XRPL上のRWA残高 約4.74億ドル 機関利用の拡大基調
RLUSD時価総額 約13億ドル XRPLの実需を支える
wXRP on Solana残高 約120万ドル規模 クロスチェーン利用開始

注目すべきは、ETH系DeFiプロトコルがLayerZeroブリッジ経由のハッキングに巻き込まれたのに対し、XRPLは独自の連邦コンセンサスと組み込み型DEXを採用しているため、外部ブリッジへの依存度が構造的に低い点です。

The Motley FoolのTrevor Jennewine氏は「XRP ETFの機関採用は限定的」とネガティブに評価していますが、見方を変えれば「ETF依存度が低いため、流動性ショックの影響を受けにくい」とも解釈できます。

ZUU Web3 竹原
同じ「ETFのAUMが低い」というデータも、見方によって評価が正反対になりうるという興味深い例ですね。

出典:CoinGecko


リップル(XRP)とマクロ環境との連動

XRPは通常、BTCとの相関指数が0.91と高く、BTC主導の相場に連動します。本日の値動きもBTC(+1.12%)、ETH(+1.53%)、XRP(+0.81%)と、主要コインがほぼ足並みを揃えて反発する展開となっています。

マクロ環境では、Brent原油が週末の急反発から徐々に落ち着きを取り戻し、WTIは87ドル付近で推移しています。米株市場はS&P500が-0.35%と小幅安となり、VIXが19付近まで上昇するなど、マーケットのリスクセンチメントは慎重姿勢となっています。

金利面では、米10年債利回りが4.24%付近を維持しており、4月29日のFOMCに向けてハト派期待が継続しています。XRPも金利感応度が高いため、FRBのコミュニケーション次第では他の主要コインと共にアウトパフォームする可能性があります。

また、カナダCPI(4/21)、米住宅統計、Tesla等大型ハイテク決算(4/22)といったマクロ材料が週内に集中しており、XRPもこれらのイベントの影響を受けやすい状況です。

ZUU Web3 竹原
BTCとETHと歩調を合わせた反発は、市場全体のセンチメント改善を先行して示している可能性もありますね。

出典:Yahoo Finance


リップル(XRP)のファンダメンタルズ

XRPのファンダメンタル材料は、本日最も注目すべきトピックとしてXRPLの量子耐性対応計画が挙げられます。Bitcoin.com NewsとCoinGeckoによれば、Rippleは「2028年までにXRP Ledger全体を量子耐性対応させる」というマルチフェーズ計画を公表しました。

この計画は、Googleの量子コンピューティング研究進展を受けて、暗号資産業界全体が量子脅威への対応を加速させる動きと連動しています。BTCについても「量子コンピューターが9分でBTCを盗めるようになる可能性」に関するCoinDeskの記事が先週出ているなど、業界全体でこのテーマへの注目が高まっています。XRPLが先行してロードマップを提示したことは、「長期インフラ志向」の強いシグナルとなります。

規制面では、CLARITY Actの上院銀行委員会マークアップ投票が4月下旬に予定されており、XRPの「デジタルコモディティ」としての法的地位が連邦法で恒久化される可能性があります。

技術面では、先週発表されたXRPLネイティブ貸付プロトコル(エドワード・ヘニス氏提案)が検証者投票段階に入っており、機関投資家向けの固定期間・固定レート・引受型クレジット機能が今後数か月以内に本格稼働する見込みです。各ローンは「Single Asset Vault」で独立運用されるため、Kelp DAO事件のような連鎖的ショックが起きにくい設計となっています。

ビジネス面では、先週のRakuten Wallet XRP取扱い開始(4/15)、Kyobo Life(韓国)との国債トークン化パイロット、Boundless ZKプルーフ統合(4/14)などの材料が継続的に市場に消化されつつあります。

ZUU Web3 竹原
「2028年までの量子耐性対応」という具体的なロードマップがあることで、長期投資家が安心してポジションを持てる材料が増えましたね。

出典:CoinGecko


リップル(XRP)と地政学・国際情勢

本日最大の外部要因は、明日4月22日に迫った米イラン停戦期限です。4月7日に成立した2週間停戦は、その後パキスタン協議決裂(4/11-12)、ホルムズ海峡封鎖命令(4/13)、一時開放(4/17)、再閉鎖(4/18)、イランによる2回目交渉拒否(4/19)、米海軍によるイラン籍船拿捕(4/20)と、目まぐるしく変化してきました。

XRPは過去2カ月のイランショックでも、BTCやETHと比較すると下げ幅が相対的に限定的でした。本日も+0.81%と、他主要コインと足並みを揃えた反発を見せています。これは、XRPの主要な実需ドライバーがアジア(日本・韓国・シンガポール)と中東(UAE)であり、欧米中心のヘッドラインに対する感応度が相対的に低い構造によるものです。

PolymarketではホルムズFの6月末までの正常化確率が81%と依然として高水準を維持しており、中長期の外交解決期待は残されています。一方、Bitcoin.com Newsによれば、パキスタンを仲介役とする協議の再開余地は残されているとのことです。

XRPは、CLARITY Act・XRPL貸付プロトコル・量子耐性対応という複数の独自ドライバーが並行して進行しているため、停戦期限の結果如何にかかわらず、中期的なサポート要因は維持されると見られます。

ZUU Web3 竹原
地政学のノイズが続くなかでも、XRPは自分のペースで次のステージへ進む準備をしているように見えますね。

出典:Bitcoin.com News

当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)

竹原 壮起

竹原 壮起(たけはら まさき)

株式会社NET MONEY 代表取締役

慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。

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