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価格・相場

2026年4月9日のリップル(XRP)の価格・相場・動き・相場市況レポート

4月9日(木曜日)、停戦からわずか48時間でイスラエルのレバノン攻撃を発端としてイランがホルムズ海峡を再閉鎖し、リップル(XRP)はCoinDesk によると前日比−3%の1.33ドルへと反落しています。4月8日の高値1.38〜1.40ドルから元のレンジ「1.30〜1.35ドル」に戻った格好ですが、来週月曜日(4月13日)の上院復会を目前に控え、CLARITY法マークアップへの期待は依然として高まっています。

目次

リップル(XRP) 相場解説(2026年4月9日)

リップル(XRP)の注目ポイント

本日のリップル(XRP)最大のテーマは「停戦ラリーの消化」です。CoinDesk の4月9日午前4時13分(東部時間)の報告ではXRPが前日比−3%の1.33ドル、CoinMarketCapでは1.33ドル(前日比−3.46%・24時間出来高252億円相当)、FXStreetでは本日午後12時50分(東部時間)時点で1.33ドルという数値が確認されています。前日4月8日の週次高値1.38〜1.40ドルから約4〜5%の反落となっており、ビットコイン(BTC)の−0.5%・イーサリアム(ETH)の−2.6%と比べて下落幅が大きく、XRPの「高ベータ」性質が本日も確認されました。

しかし24/7 Wall St.の最新分析(4月9日付)が強調するとおり、本日は単なる「停戦ラリー巻き戻し」以上の意味を持っています。同記事は「今XRPの前に立ちはだかる3つの要因」として①週末(4月11日頃)のイスラマバード米・イラン直接協議、②来週月曜(4月13日)の上院復会、③4月後半のCLARITY法銀行委員会マークアップを挙げており、「この3つが揃えば4月がXRPにとって本当の回復月になりうる」と分析しています。

一方でCoinpediaのXRP価格分析(4月9日)は「停戦はすでに織り込まれていた」と指摘し、「実際の買い圧力を伴わないヘッドライン主導の上昇が終わり、XRPはいつものホームベース(1.30〜1.35ドルレンジ)に戻っただけ」と分析しています。水面下ではクジラの静かな蓄積が確認されており、規制環境が整えば1.50〜1.60ドルへの道が開くとの見立ては変わっていません。

ZUU Web3 竹原
停戦ラリーが元の価格帯に戻ったとしても、来週からの「規制カタリスト週間」(4/13上院復会・4/16 SEC円卓会議)が始まることには変わりません。XRPにとって今週末と来週が正念場です。

リップル(XRP)に関するZUU Web3の見解

ZUU Web3 竹原
今日のリップル(XRP)は「もとのレンジに戻った」のではなく「次のカタリストを待つ態勢に入った」と読むほうが本質に近いかもしれません。

4月8日の1.38ドルから4月9日の1.33ドルへ——この下落は「停戦が崩れた」というより「停戦ラリーの質が問われた」結果です。出来高を伴わないヘッドライン主導の急騰は、材料が剥落すると原点に戻る。これはXRPがこれまで繰り返してきたパターンと完全に一致しています。

本稿では価格動向・チャート概況、オンチェーンデータ(ETFフロー・クジラ動向)、マクロ環境(CPI・油価・Fed)、ファンダメンタルズ(RippleTMS・CLARITY法・週次ETPフロー)、地政学(イスラマバード会談・ホルムズ海峡動向)の5角度から分析します。重要な変化として、4月7〜8日週にXRPは全暗号資産ETPフローで1億2,000万ドルをリードし、BTCやETHを上回る資金流入を記録したことが今週のデータで確認されました。この「インスティテューショナルな後押し」という構造変化は、価格がレンジ内にあっても継続しています。来週月曜(4月13日)の上院復会と4月後半のCLARITY法マークアップが、4月という月の総決算を決める最重要イベントです。


リップル(XRP)の価格動向・チャート概況

4月9日時点のデータでは、CoinDesk によると日本時間4月9日午後1時13分(東部時間午前4時13分)に1.33ドル(前日比−3%)が確認されています。CoinMarketCapでは1.33ドル(前日比−3.46%・24時間出来高252.2億ドル・時価総額819億ドル)、FXStreetでは本日午後12時50分(東部時間)時点でも1.33ドルでの推移が確認されており、この水準での安定的な推移が続いています。TheStreetの最新報告では一時1.35ドルでの推移も確認されており、1.33〜1.35ドルが現在のレンジとみられます。円建てでは約206〜209円(1ドル≒155円換算)となります。

チャート面では、4月8日の停戦ラリーで一時1.38〜1.40ドルまで上昇し、50日EMA(約1.3817ドル)にほぼ到達したものの、維持できずに1.33ドルへと押し戻されました。CoinpediaのXRP分析が「0.618フィボナッチ・リトレースメントのキャップ」という表現を使ったように、この水準が短期的な天井として機能しています。TradingViewのデータによると週次では−0.98%と小幅な下落にとどまっており、月次では−2.11%という数値が示されています。

指標 数値 備考
現在価格(4/9) 約206〜209円(約$1.33〜$1.35) 停戦ほころびで前日比−3〜3.5%
4/8 週次高値(停戦後) 約$1.38〜$1.40 停戦ラリー後の高値・50日EMAに到達
24時間出来高 約$252億(CoinMarketCap) 前日比でやや縮小・消化局面
戦時レンジ(6週間継続) $1.28〜$1.40 再び下半部(1.30〜1.35ドル)へ
主要上値抵抗 $1.38〜$1.40 / $1.42〜$1.44 / $1.45〜$1.47 50日EMA・直近高値・水中保有者損益分岐点
50日EMA 約$1.3817 一時到達も維持できず(24/7 Wall St.)
200日EMA 約$1.8823 長期抵抗・現価格から約40%上方
主要下値サポート $1.30〜$1.28 $1.28割れで$1.15〜$1.20テストリスク
時価総額 約$819〜$833億 時価総額ランキング4位(CMC・TradingView)
史上最高値 $3.65〜$3.67 2025年7月18日(現価格から約64%下方)
ZUU Web3 竹原
1.30〜1.35ドルのレンジは「戦場」でもあり「待合室」でもあります。ここで何週間も待ち続けた投資家にとって、来週からの規制カタリストが「待ちに待ったトリガー」となるかどうか——注目です。

リップル(XRP)のオンチェーンデータ

本日最大のオンチェーン注目データは、CoinMarketCapが伝える4月7〜8日週のXRP ETP(上場投資商品)フローです。同データによるとXRPはグローバルで1億2,000万ドルの純流入を記録し、全暗号資産ETP中最大の資金流入額を達成しました。CoinDesk によると同週のグローバル暗号資産ETP純流入は合計2億2,400万ドルで、スイスが1億5,700万ドル(全体の70%)を占め、XRPはそのうち約1億2,000万ドルをリードしました。また4月7日には、より広範な暗号資産ETFで大規模流出(BTC:−1億5,905万ドル、ETH:−6,467万ドル)が発生した中で、XRP ETFだけが330万ドルの純流入を記録しており、XRP固有の機関投資家需要の堅強さが浮き彫りになっています。

指標 数値(4月9日周辺) 備考
週次グローバルXRP ETP流入 約$1億2,000万(全暗号資産中1位) スイス中心・CoinDesk確認
4/7単日XRP ETF純流入 $330万(Bitwise・Franklin主導) BTC・ETH同日流出の中で逆行流入(CoinMarketCap)
XRP ETF累計AUM 約$9.5億〜$10億 ピーク$16.5億から縮小も一定水準維持
クジラ蓄積(4/9時点) 「静かなペースで増加」 Coinpedia分析・ヘッドラインなしの着実な蓄積
コスト基準$1.45〜$1.47の保有量 約12億4,000万XRP 「水中ホルダー」の売り圧力壁(24/7 Wall St.)
XRP先物OI ピーク$108億から約73%減・約$24億 投機参加者が大幅に減少・板が薄い(24/7 Wall St.)
恐怖・強欲指数 14(極度の恐怖) 前日の17から悪化(FXStreet)

24/7 Wall St.が指摘する重要な構造的課題は「1.45〜1.47ドルコスト基準の12億4,000万XRP」という売り圧力の壁です。過去の全てのラリーがこのゾーンで失速しており、今回の1.38〜1.40ドルへの上昇もこの壁を突き崩す手前で反落しています。この壁を本当に越えるには「持続的な大量買い(機関投資家フロー)」が必要であり、そのトリガーとしてCLARITY法マークアップが位置づけられています。

ZUU Web3 竹原
全暗号資産ETPフローでXRPが1位という事実は、価格下落の裏に「機関投資家の静かな信頼」があることを示しています。市場の表面を見るだけでは気づきにくい、重要な構造的シグナルです。

出典:CoinDesk(市場全体・XRP動向・4/9)CoinMarketCap(XRP ETFフロー・TMS)Coinpedia(XRP価格分析・4/9)


リップル(XRP)とマクロ環境との連動

本日のリップル(XRP)の−3%という下落は、ホルムズ海峡再閉鎖によるブレント原油の2%反発(97ドル付近)に連動したリスクオフの表れです。FXStreetが伝えるとおり、恐怖・強欲指数は本日14まで低下しており(前日17)、「停戦から48時間でセンチメントが再び悪化した」という状況を数値が裏付けています。24/7 Wall St.が指摘するとおり、XRPにとってホルムズ海峡の問題はBTCよりも深刻です。リップルのODL(オンデマンド流動性)サービスは国際送金を支えるインフラであり、海峡封鎖による世界貿易縮小は「XRPの実需」そのものを傷つけます。

今週の最重要マクロ材料は明日4月10日(金曜日)発表の3月CPI(消費者物価指数)です。原油が前日の急落(−16%)から一部反発しているとはいえ、依然として2月28日の戦争開始前水準より約25%高い水準(約97ドル)にあります。このエネルギーコストの高止まりは3月CPIに強い上昇圧力を与えている可能性があり、「ホットなCPI」が出れば Fed利下げ観測が後退しXRPを含むリスク資産への売り圧力が強まるリスクがあります。逆に原油急落の効果が想定以上に波及し「ソフトなCPI」となれば、利下げ期待の再浮上→リスクオン→XRP反発というシナリオが開きます。

ZUU Web3 竹原
「停戦ほころびで原油反発→XRP下落」という連鎖は明日のCPIでさらに進むか、それとも反転するか——このマクロな分岐点を意識しながら、来週の規制カタリストとの組み合わせを見ていく必要があります。

出典:FXStreet(XRP本日詳細分析・恐怖指数)24/7 Wall St.(ホルムズ・マクロ・3因子分析)


リップル(XRP)のファンダメンタルズ

本日の最重要ファンダメンタルズニュースはCoinMarketCapが伝える「Rippleのネイティブ・デジタルアセット対応Treasury Management System(TMS)の正式発表」です(4月8日)。U.Todayの報道によると、RippleはCFOがXRPとRLUSDを既存の銀行口座ダッシュボードと同一プラットフォームで管理できるTMSを発表しました。これにより企業の財務担当者は別途カストディソリューションを用意することなく、XRPと法定通貨を一元管理することが可能になります。24/7 Wall St.は「これはCFOがXRPを日々の現金と同じように管理できる最初のツール」と評価し、「開発中の次機能として海外子会社間決済と24時間利回りがあり、どちらもXRPの活用が必要」と指摘しています。このTMSは13兆ドル規模の法人財務市場へのアクセスを狙うRippleの大きな戦略的一手です。

規制面では来週4月13日(月曜日)の上院復会が、XRPにとって最も重要な日程となります。crypto.newsの分析によると、上院銀行委員会は4月後半のマークアップを目標としており、Galaxy ResearchのAlex Thorn氏は「5月以降に先送りとなれば中間選挙の政治日程に阻まれ2026年中の可決は事実上不可能」と警告しています。Ripple社長Monica Long氏はCLARITY法可決時点で期限切れとなるNDA(秘密保持契約)のもとで複数の機関投資家パートナーシップが待機していることを確認しており、「法案通過が即座に複数の大型提携発表につながる」というシナリオが現実味を帯びています。また4月16日(木曜日)にはSECがCLARITY法に関する公開円卓会議を開催予定で、この会議の発言内容が委員会マークアップへの温度感を示す先行指標となります。

週次のグローバルXRP ETPフローでXRPが全暗号資産中1位(約1億2,000万ドル)を記録したことは、機関投資家がXRPの今後に強い期待を持っていることを示すシグナルです。OpenPRが伝えるとおり「この1週間に停戦・MSBT上場・XRP週次ETP1位・CLARITY法マークアップ目前という4つのシグナルが同時に揃った」のは2026年の強気シナリオとして最も整った週だったとも評価されています。

ZUU Web3 竹原
「待っている間に構造が整っていく」——Ripple TMSの登場、XRP ETF逆行流入、そして来週からの規制カタリスト。価格は下落しても、長期シナリオの骨格は着実に強化されています。

出典:24/7 Wall St.(Ripple TMS・3因子・4/9最新分析)crypto.news(CLARITY法・上院スケジュール)OpenPR(XRP週次ETPフロー1位・強気シグナル分析)


リップル(XRP)と地政学・国際情勢

本日4月9日のリップル(XRP)下落を直接引き起こした地政学的要因は、停戦発表から48時間以内のイスラエルによるレバノン大規模空爆です。24/7 Wall St.の最新分析(4月9日)によると、イスラエルは「レバノンは停戦対象外」と主張して戦争開始以来最大規模のレバノン攻撃を実施し、200名以上が死亡・1,000名以上が負傷したと報じられています。これに対しイランは「停戦の3条項が違反された」として再びホルムズ海峡の通航を停止しました。停戦初日に通過した船舶は5隻のみで、うち石油タンカーはゼロ——戦争前の1日あたり110〜150隻と比べると実質的に海峡は依然として閉鎖状態に近い状況です。

一方でCoinCentral とTheStreetが確認した外交チャンネルは維持されています。パキスタン首相シャハバズ・シャリフ氏は米・イラン代表団がイスラマバードで直接交渉を行う予定を確認しており、24/7 Wall St.によると「4月11日(土曜日)開始」が見込まれています。TheStreetは「トレーダーは海峡の物理的証拠(閉鎖継続)よりも停戦維持の可能性を高く評価している」と分析しており、BTCが70,000ドルを堅持し、XRPも1.28ドルのサポートを割っていない現状がその証左です。

24/7 Wall St.が提示するXRPの今後のシナリオは明快です。①イスラマバード会談が成功→恒久停戦→油価85ドル以下定着→CLARITY法通過:XRP2〜3ドルへの回復。②会談失敗→ホルムズ海峡再閉鎖継続→CLARITY法も停滞:XRP1.28ドルサポートが危うくなり1.15〜1.20ドルへの下落リスク。③現状維持(会談継続・法案審議進捗):1.30〜1.45ドルのレンジ継続。4月13日の上院復会まで残り4日間、イスラマバード会談と合わせてXRPの短期方向性を決定するクリティカルな週末を迎えています。

ZUU Web3 竹原
「停戦の糸は切れていないが、かなり細くなっている」——XRPはこの「細い糸」が持つかどうかに運命を委ねています。今週末の会談と来週の上院動向を、静かに注視したいところです。

出典:24/7 Wall St.(イスラマバード会談・停戦動向・シナリオ分析)TheStreet(停戦詳細・市場評価)CoinDesk(停戦ほころびと市場全体)

当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)

竹原 壮起

竹原 壮起(たけはら まさき)

株式会社NET MONEY 代表取締役

慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。

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