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価格・相場

2026年4月11日のリップル(XRP)の価格・相場・動き・相場市況レポート

4月11日(土曜日)、リップル(XRP)は週中の好材料——コアCPI予想下振れ・BTCの73,000ドル突破・CoinShares週次流入1億1,960万ドル(全暗号資産中1位)——が重なって1.35ドル前後で推移していましたが、土曜深夜(米国時間)にJD.Vance副大統領が21時間のイスラマバード交渉の末に「合意に至らず」と発表したことで1.33ドルへと急落し、来週4月13日の上院復会という最後の砦が試されることになっています。

目次

リップル(XRP) 相場解説(2026年4月11日)

リップル(XRP)の注目ポイント

4月11日(土曜日)のリップル(XRP)は、正反対の情報が衝突した一日でした。日中は週次ETP流入1億1,960万ドル(2025年12月以来最高・全暗号資産の53%を占有)という空前の機関資金流入データが確認され、Coinbaseのデータでは1.35ドル(24時間−0%・1週間+2%・時価総額826億ドル)が記録されていました。CoinMarketCapの最新情報(4月11日付)も「XRPは1.35ドルで推移、CoinShares週次ETPフロー1億1,960万ドルは2025年12月以来最高」と確認しています。

しかし土曜深夜(米国時間)にVance副大統領が「合意なし」を発表すると、CoinDesk の4月12日午前2時5分(UTC)速報でXRPが1.33ドルへ−1.69%下落したことが確認されています。TheStreetの報告ではXRP−1.69%(1.33ドル)、CoinCentralは−1.69%(1.33ドル)、Coinpediaは1.32ドルへの下落を報告しており、1.33〜1.32ドルが今夜の着地水準となりました。CoinDesk の4月12日午前11時46分(東部時間)データでは1.33ドル(出来高11.3億ドル)が確認されています。円建てでは約206〜208円(1ドル≒155円換算)となります。

CoinDesk は4月12日付の別記事「XRP drops to $1.33 as bitcoin weakness pulls down majors」で「1.36ドルから1.33ドルへの急落は大量の出来高を伴った本物の売り——薄い流動性での移動ではなく、リアルな清算——であり、反発は弱く1.35ドルを奪還できていない。これは分配(distribution)のシグナル」と分析しています。

ZUU Web3 竹原
「週次ETP流入で全暗号資産1位なのに価格が下がった週」——これがXRPの2026年を象徴しています。機関投資家は買っている。でも戦争が終わらないと価格に反映されない。来週の上院復会がその方程式を変えられるかどうかです。

リップル(XRP)に関するZUU Web3の見解

ZUU Web3 竹原
今週末のXRPを一言で表すなら「全暗号資産で最も機関に買われながら、最もニュースに振られた一週間」です。

1億1,960万ドルという週次ETP流入は全暗号資産の53%を占め、BTCの1億730万ドルをも上回りました。これはXRPが機関投資家の確信を獲得しつつあることを示す最強のシグナルです。しかし同時に、1.35ドルという価格は2025年7月の高値3.65ドルから63%も低い水準に留まっています。「最も買われて最も安い」——この矛盾こそが現在のXRPの本質です。

本稿では価格動向・チャート概況、オンチェーンデータ(CoinShares週次流入・ETF構造・クジラ動向)、マクロ環境(CPI結果・原油・FedWatch・来週のPPI)、ファンダメンタルズ(CLARITY法上院復会・Ripple TMS・RLUSD・テクニカル3シグナル)、地政学(イスラマバード会談決裂の詳細・来週の外交展開)の5角度から分析します。重要なのは来週月曜日(4月13日)の上院復会が、XRPが今年経験したどのカタリストよりも根本的な価格変動要因になりうるということです。24/7 Wall St.が言うとおり「CLARITY法のマークアップ確定日の発表だけで、実際の採決前にXRP価格は動く可能性がある」という点が、今週末以降の最大の注目点です。


リップル(XRP)の価格動向・チャート概況

4月11日の日中価格はCoinbaseで「1.35ドル(24時間−0%・1週間+2%)・時価総額826億ドル」が確認されており、CoinMarketCapの最新情報(4/11付)でも「1.35ドルでの推移」が記録されています。しかし土曜深夜(米国時間)のVance発表後、CoinDesk (4月12日)では「1.36ドルから1.33ドルへの急落」が確認されており、本日の実質的な終値は1.33〜1.32ドルの水準となっています。週次リターンはCoinbaseで+2%(1週間前比1.32ドルから)となっており、BTCの週次+6.81%・ETHの+2.80%と比べてほぼ同水準での推移でした。

テクニカル面では、CoinDesk の4月12日付詳細分析が最も重要な情報を提供しています。「1.36ドルから1.33ドルへの急落は大量出来高を伴い、薄い流動性ではなく本物の売り圧力を示している。反発は弱く、1.35ドルを奪還できていない。高出来高での下落・低出来高での反発という組み合わせは通常、蓄積ではなく分配を示す」とされています。openpr.comの4月11日付分析では「今回の1.35ドル突破は過去3回の失敗と異なる。停戦継続・CPI協調・上院復会という1.35ドル突破の維持に必要な3条件が同時に揃った」と評価していましたが、Vance発表でその楽観論が一部剥落した形です。

指標 数値 備考
現在価格(4/11〜12) 約206〜208円(約$1.32〜$1.35) 日中1.35ドル→Vance発表後1.33ドルへ急落
週次高値(4/8 停戦後) $1.38〜$1.40 週内最高値・50日EMA到達後に維持できず
週次リターン(4/11時点) +2%(Coinbase) 1週前$1.32から・BTC+6.81%対比アンダーパフォーム
24時間出来高 約$11億〜$19億 Vance発表後の急落で出来高急増(CoinDesk)
戦時レンジ(7週間継続) $1.28〜$1.40 再び$1.33〜$1.35下半部に押し戻された
主要上値抵抗 $1.35(即時)/ $1.40〜$1.41 / $1.45〜$1.47 $1.35が今や抵抗に転換(CoinDesk分析)
50日EMA $1.3817 今週到達も維持できず・遠ざかった
主要下値サポート $1.33〜$1.32 / $1.30〜$1.28 $1.28が2月来の最終防衛ライン(24/7 Wall St.)
時価総額 約$826億(Coinbase) 時価総額ランキング3〜4位
史上最高値 $3.65〜$3.67 2025年7月(現価格から約63%下方)
ZUU Web3 竹原
「高出来高での下落・低出来高での反発」——これはCoinDesk が「分配のシグナル」と表現した形です。ただし今週末は例外的なイベント(Vance発表)が引き金でした。来週の規制週間が新たな文脈を提供するかもしれません。

リップル(XRP)のオンチェーンデータ

今週最大の注目オンチェーンデータはCoinSharesが4月11日付で報告した週次XRP ETP純流入1億1,960万ドルです。24/7 Wall St.(4月11日)が確認した詳細によると、この流入額は全暗号資産のETP流入224億ドルの53%を占め、BTCの1億730万ドルを上回る全暗号資産首位でした。boerse-global.deのXRP欧州動向分析によると、この流入の主力はヨーロッパ投資家であり、スイス単独で1億5,750万ドル(世界全体の70%)を占めているとされています。年初来では累計1億5,900万ドルの純流入(AUM比約7%)に達し、ETFの累計流入は12億ドルを超えています(SoSoValue)。

指標 数値(4月11日周辺) 備考
週次XRP ETP純流入(4/7〜11) $1億1,960万(全暗号資産中1位・53%占有) 2025年12月以来最高・BTC$1.073億を上回る(CoinShares)
スイス単独流入 $1億5,750万(全体70%) 欧州機関投資家が主導(boerse-global.de)
XRP ETF年初来累計流入 約$1億5,900万(AUM比7%) AUM約$9億5,500万(SoSoValue)
XRP ETF累計純流入(2025年11月〜) $12億超(累計) 7本のスポットETFが保有・Canary主導(24/7 Wall St.)
クジラ1日買い増し量 1,100万XRP超(2週間継続) 10ヶ月ぶり高水準の蓄積(openpr.com)
恐怖・強欲指数 45(ニュートラル) Vance発表後も「極度の恐怖」には戻らず(Coinpedia)
小売買い活動 前比+212%急増 スポット需要が売りを2:1で上回る(CMC最新情報)

CoinMarketCap(4月11日付)が確認した重要な技術的観測として「4月11日に3つのテクニカルが揃い新ATH(5.85ドル超)のシグナル点灯」と「2017年のパターンに基づく16.39ドル目標」という強気分析が同日に確認されています。これらは地政学的逆風の中でもXRPの中長期強気ケースを支持するテクニカルコミュニティの見方を反映しており、Vance発表後の短期的な1.33ドルへの下落は「このシナリオを否定するものではない」という立場が維持されています。

ZUU Web3 竹原
「XRPに週次1億2,000万ドル流れているのに価格が下がっている」——欧州の機関投資家はXRPに本気のポジションを積んでいます。彼らが来週の上院復会でどう動くか、そこに注目が集まっています。

出典:24/7 Wall St.(CoinShares週次流入・4/11詳細分析)boerse-global.de(XRP欧州流入・スイス主導・Tokyo ODL実績)CoinMarketCap(CLARITY法・ATHテクニカルシグナル・4/11)


リップル(XRP)とマクロ環境との連動

4月11日のリップル(XRP)にとって最も重要なマクロ材料は、4月10日に発表された3月CPIの結果です。ヘッドラインCPI前年比+3.3%(エネルギー主導)でしたが、コアCPI前年比+2.6%・月次+0.2%が市場予想を0.1ポイント下回り、CMEのFedWatchで98%が4月28〜29日FOMCでの据え置きを織り込んでいます。openpr.comの4月11日分析が指摘するとおり「コアCPI2.6%という数字がBTCを73,000ドルへと押し上げ、そのBTC高値がXRPの1.35ドル維持を側面支援した」という構図が週中の動きを整理する最もシンプルなフレームです。

来週(4月13日〜)のXRP関連マクロカレンダーでは、4月15日(火曜日)の3月PPI(生産者物価指数)が最重要です。Blockheadの分析によると「PPIとFedスピーカー発言のセットが、政策がさらに引き締まる可能性を占う材料になる」とされており、XRPにとっては「利下げ観測の後退→リスクオフ→下落」か「PPI予想以下→利下げ期待維持→リスクオン→上昇」かの分岐点となります。本日の原油7%急騰(Hyperliquid・CoinDesk確認)は、来月以降のCPI・PPIに対する追加的な上昇圧力となりうるため、Fedの政策見通しにとってネガティブな材料です。

ZUU Web3 竹原
「CPI→FOMC→PPI→CLARITY法マークアップ」——この4週間のカレンダーが、2026年のXRP相場を決定すると言っても過言ではありません。今週末はその「第一週」が終わった瞬間です。

出典:openpr.com(CPI2.6%・XRP1.35ドル突破・CLARITY法連動分析)CoinCentral(Vance会見後のXRP反応・市場全体)


リップル(XRP)のファンダメンタルズ

本日4月11日のリップル(XRP)ファンダメンタルズ最大のニュースは来週の規制週間の到来です。24/7 Wall St.(4月11日)の最新分析は明確です。「CLARITY法のマークアップが確定した日だけで、実際の採決前にXRP価格は動く可能性がある。だから採決よりも先に、上院銀行委員会の日程確定を監視することが日足チャートを見るよりも重要だ」と指摘しています。boerse-global.deが確認したXRP Tokyo 2026カンファレンス(4月7日)での注目データとして、日本の金融機関がODL(オンデマンド流動性)システムを通じた国際送金が「4秒以内・従来比60%コスト削減」で完了したライブパイロットデータを発表しており、XRPの決済実用性が証明されつつあります。

CoinMarketCapが4月11日に確認した技術的観測として「ネイティブ貸し付けプロトコル(XLS-66)が2026年Q2稼働に向けてコミュニティ投票中」というXRPLの開発動向も重要です。これにより1,000億ドル超の休眠XRPが機関・小売の信用市場向けに活用可能になるとされており、従来の「決済特化」から「DeFiハブ」へのXRPLの変容が着実に進んでいます。また、Ripple TMS(財務管理システム)・RLUSD(4月9日にEthereum上で200万ドル追加ミント)の継続的な展開も、XRPのエンタープライズ浸透を着実に積み上げています。

24/7 Wall St.が4月11日付で確認したCLARITY法の最新サポーター状況も注目に値します。「CLARITY法はCoinbase CEOの支持・米財務長官の支持・SEC議長の支持を獲得しており、上院銀行委員会でのマークアップが承認されれば史上最も機関支持を受けた暗号資産法案になる」とされています。Polymarket通過確率は55%(CMC最新情報)で、標準的な通過確率63〜66%からやや低下していますが、依然として有意な確率が維持されています。

ZUU Web3 竹原
「財務長官・SEC議長・Coinbase CEOが全員CLARITY法を支持している」——これは前例がない支持構造です。法案の「政治的土台」は固まっている。後は上院銀行委員会のタイミング次第です。

出典:24/7 Wall St.(CLARITY法・財務長官・SEC支持・4/11最新)boerse-global.de(Tokyo ODL実証データ・Standard Chartered目標)CoinMarketCap(XLS-66貸付プロトコル・Polymarket55%・4/11)


リップル(XRP)と地政学・国際情勢

本日4月11日夜(米国時間)の最大の地政学イベントは、Vance副大統領によるイスラマバード会談「合意なし」の発表でした。CoinCentralが詳細を報告した内容によると、4月11日から12日にかけて21時間の交渉が行われましたが、米国がイランの核兵器放棄を求めた一方、イランは「完全な核主権・ホルムズ海峡管理権・制裁全解除・戦争賠償」という4条件を提示し、双方が一切の妥協を拒否して会談は決裂しました。「我々は最終かつ最善の提案を残してきた」とVance氏は述べ、交渉の完全な終了を示唆しました。

XRPにとってこの会談決裂が意味することは多層的です。第一に、ホルムズ海峡の閉鎖継続→原油高止まり→CPI上昇→Fed利下げ困難という「マクロ的打撃」が継続します。第二に、Rippleが推進するODL(オンデマンド流動性)・XRPを通じた国際決済フローの実需が、世界貿易縮小とともに伸び悩みます。しかしCoinpedia(4月11日)が報告した「恐怖・強欲指数は45(ニュートラル)」という数値は、市場が「最悪の結果への適応」を進めていることを示しており、XRPが1.28ドルの最終サポートを大きく下回っていないことと整合しています。

24/7 Wall St.が4月9日に提示した「3つの決定要因」——①イスラマバード会談、②4月13日上院復会、③4月後半CLARITY法マークアップ——のうち①は「失敗」で終わりました。しかし残る②と③は来週以降に控えており、XRP固有の価格シナリオはCLARITY法の行方に集約されつつあります。boerse-global.deが指摘するとおり「欧州での蓄積と技術的証明が、米国の規制的停滞と衝突している。4月13日以降のワシントンの2週間が次の大きな動きを決定する」という構図は本日の会談決裂によっても変わっていません。

ZUU Web3 竹原
「外交が失敗した今、XRPにとっての希望は規制の成功しかない」——CLARITY法が動けば、地政学の逆風を規制の追い風が相殺できるかどうかの試験台に入ります。来週月曜が、その答えの始まりです。

出典:CoinCentral(Vance会見・会談決裂詳細・XRP−1.69%)CoinDesk(XRP急落分析・分配シグナル・4/12)boerse-global.de(欧州蓄積vs米国規制停滞・ワシントン2週間分析)

当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)

竹原 壮起

竹原 壮起(たけはら まさき)

株式会社NET MONEY 代表取締役

慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。

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